院長ブログ

それは当たり前ですよ

2010年 5月 7日  - category: 院長ブログ | コメントを書く

今日患者さんに言われました。
本を読んでいると肩が凝るんだけど。
それはそうです。

脊柱とはこうなってます情報処理推進機構 教育用画像素材集より こう書けば問題ないですよね?
訴えられたか困りますので、詳しい方は教えてください。

頚椎は専門用語でいいますと、前わんしています。
それが本を読む姿勢と言うのはどうしても頭が前にいき、
人によってはかなり首をまげて負担をかけています。
しかも好きな人ほど長時間読みますから、その負担というのは
結構なものです。
自分からすれば、当たり前にできますから特別なことはしてないと思いますが、体からすれば重労働をさせられてるわけです。
無理な体勢をとられて、それを固定しなければいけないのですから。
もう限界だと痛みや違和感、痺れなどで教えてくれるのです。

そういった自分ではたいしたことしてない、
急に痛くなったと沢山の方が言われます。
その時ゆきなりはこう答えます。
原因がなければ結果はありません。
何かいつもと違う変わった事をしないと体を痛めないと思われがちです。
たとえば重い物持ったからぎっくり腰になった、
草取りして長い時間しゃがんでいたら痛くなったなど
こういうわかりやすいことをすれば当然原因がわかります。

でも、実際こんな事をしなくても体が痛くなります。
これはなぜか?

いつも何気なくしている動作に問題があるんです。
それはナンでしょう????
なんか真面目なことを書いてるなーーーー
このブログはこんな事書くんだっけ?とツッコムあなたは上級者です。
いつも見ていただきありがとうございます。

ではいきます。
立っていたとして、自分の右斜め前1,5メートルほど前に物があったとします。普通なら手を伸ばして取りますよね。
これがすでに×なわけです。
手を伸ばして物を取る、これだけでも結構な筋肉を使ってます。
さらに物を取って手元まで持ってきますので、更に筋肉を使います。

後ろに物があります。
体をねじって取ります。これも当たり前。
これが×なのです。
毎回何度も、何百回、何万回やったかわかりませんが同じようなことをしているのです。
しかもやりやすい、やりにくい方向がありますから、
だいたいは無意識にやりやすい方ばかりで動きます。

こういう動作を繰り返していくうちに少しずつ少しずつ、
蓄積させていくのです。
そして限界値に達すると爆発するわけです。
もうそろそろ休ませておくんなまし や
おいどんは限界ですたいなどと伝えます。
そこでわかったよ、休むよとなってくれると体もほっとしてくれます。
でもだいたいの人が、直ぐ治るだろう、
とほっておくので体はこのヤロウー言う事きけやー怒るわけです。
炎症の炎?涙?を流すのです。
ひどいと動けなくなりなす。

ですので効率の良い動き、負担のかからない動きと言うのは簡単です。
そこに一歩近づいて物を取る、回れ右をして体を回転させる、ひねらない。
これだけなんです。

体に優しい動きをしましょう。
体に優しいというのは自分に優しくということです。
めんどくさいと思う前に一歩出ればいいんです。
慣れれば何ともない。

今日でゆきなりの持つ知識をだいぶ出してしまいました。
もう少ししかありませんので、また補充しておきます。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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たちばな治療院院長がつづる日記です。
ただの日記ではありません。
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