伝わらず残念です
2010年 8月 12日
何回か来ていただいている方の奥さんとお子さんが来られました。旦那さんが良くなってきているので、どんな治療しているのか気になったからと言ってました。
2ヶ月間仕事中、運転中痛かくてイライラしていたのが、一度で痛くなくなりました。さすがにお子さんを抱っこするのは痛かったようですけど。
いつもですが、付き添いの方がいる時はどんな治療をしているのか体験してもらいます。気になるかな?と思うのと、痛くないのがわかれば次ご自身がかかってもらう時に受けてもらいやすいかと思いまして。
この奥さんも腰が痛く、数年に一度ぎっくり腰をすると言ってました。
では体験してくださいと、前腕の痛みを確認してもらい緩めたあとに痛みの確認を再度してもらいました。痛みがなくなったのと、手の握りの感じを見てもらい、やってない方と較べてもらいました。違いをわかってもらえました。
次に旦那さんに来ていただいた時に聞きました。奥さん何て言ってましたか?私腕は痛くない。
えーーーーー
そうきましたか、がっかりしました。確かに腰が痛いのは聞いてます。でもあの時に今日腰はどうですか?と聞いた時に、今日は大丈夫と言ってました。
腕は痛くない、それは知ってますよ。そういうのじゃなくて、変化があったところを感じて欲しかったんです。そのことは伝えませんでしたが、あれで痛みがなくなり、動きが変わるんですねという期待をしていたゆきなりが甘かっただけなんです。
伝えたあとの反応は人それぞれです。自分の期待した反応がくるわけではありません。いや、くる方が少ないと思います。来たら、ラッキーなものです。それくらいの気構えでいなければ…それを期待してしまうのが、欲なんです。
これだけやってあげたのに、お返しはこれ?となってしまうと辛くなります。見返りを求めずやればいいんです。やりたかったから、やったんですから。
どう伝えるか。どう伝わっているか。これが大切です。
伝わってないのは伝える人がうまくないんです。分かりやすく伝えるのが、伝える方の役目です。わかってもらうには大変なんです。頭にあることを表現するのは、難しい。
それを伝えるように考えていくのが、勉強なわけです。
学びは終わりません。だから楽しい
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