院長ブログ

口開けて寝てるってば

2014年 9月 6日  - category: 院長ブログ | コメントを書く

仲良しカップルの彼女から一言。

「ほんとかよ?でもお前はいつも口開けて寝てるし、俺が朝起きて何かしてても全然気づいてないだろー。ちゃんと見てんのか信用ならん。」と男性。

「そんなことないって、たまに見てるんだから。」彼女。

「でも最近口が勝手に開いてんだよな。」と男性。

というのを、微笑ましく見ていました。
この男性がいつも面白いんです。喋りが特に。昔相当ヤンチャしたそうで、いろんな事を話してくれます。

そんな方ですが、悩みが…

食いしばり、歯ぎしりです。
歯ぎしりし過ぎて、自分の歯を削っていってしまって全部の歯がそんな状態。それでもおさまらずに歯ぐきがダメになってきて歯がぐらぐらにまでなる。
寝ていて自覚症状がないので、どうにもできない。
歯医者でマウスピースを作ってもらってやってみたけど、薄い物は噛み砕き、厚い物は邪魔で寝られないからもうしてないとの
ことです。
すごく自由そうに生きていますが、相当なストレスを抱えてる事を感じます。

ゆ「なんかストレスあるんですか?」

彼「いやーよくわかんない。」

ゆ「でもこの状態は普通じゃないですよ。自分で自分を破壊してますからね。どうにかしたいもんですね。」

彼「どうにかなるかね?どうにかしてよ。」

ゆ「やれる事やってみましょう。」

ということで、治療をしていっています。
いつからこうなったかわからないようです。相当なストレスがあると思います。嫌な経験を忘れたいくらいの事なんだなと思います。
臭いものに蓋をするっていいますよね。まさしくですよ、これは。
解決出来てない問題が、ある訳です。
本人はそれがわかっていませんが、
ちゃんと記憶はされている訳です。

だから嫌な目にあったことの、同じような事が起こると体はちゃんと反応してしまいます。
本人は気づいてません。
この今自分の前で起こってること、それが自分の嫌な記憶を引き出して緊張を繰り返すということをしてるのだと思います。

で、やれることというのは体の状態を良くすることです。
心と体は表裏一体ですので、体に余裕ができれば心にも余裕ができると考えています。

治療後、ハリを打って横になってもらってたら寝てました。
その間彼女の方を治療してました。

ゆ「本当に口開いて寝てますよ、いーですね。あれじゃ歯ぎしりしようがない!」

彼女「ほんとだ、そうですよねー」

ゆ「これでまた心にも余裕が出てきます。ニュー◯◯さんになりますよ。」

活躍を期待しております。

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たちばな治療院院長がつづる日記です。
ただの日記ではありません。
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